2016年11月18日金曜日

洛趣会@仁和寺

今年も、洛趣会に寄らせてもらいました。

今年は、仁和寺でした。



用事を済ませた後で寄らせてもらったので、人も多くない感じです。
車を仁和寺の駐車場に入れたので、東門から入らせてもらいました。



流石、門跡寺院といった感じの風格ですね。



勅旨門からの出入りはできないので、本坊表門から入ると、白書院手前に南庭。



中に入ると、それぞれ京都を代表する老舗の品々が並べられてます。






豆政では、京都大学横の吉田神社で毎年行われる節分祭に使われる鬼の面と衣装も展示されていました。



八ツ橋で作ったお菓子・・・秋の表現・・・かわいらしいですね。





寄せてもらったのが遅かったので、見学途中で、先にお茶を頂きました。



今年も、裏千家。
毎年、なぜか表千家に当たらず、裏千家になってしまいます。



とは言え、美味しい!
日本人でよかったと思う瞬間ですね。



洛趣会を見学しながら、一般のお客さんも見学されている建物やお庭も見させてもらいました。



勅使門。
基本的に、皇族の方だけが出入りできるんでしょうね。




また、洛趣会のほうに戻って…




首を動かしながら、あっかんべーをしている人形。




見学を終わって、二王門(仁王門じゃないんです。)を見た後、



恒例の尾張屋さんの御蕎麦を頂きました。
おいしい!



折角、仁和寺に着たので、境内を散策。
工事中の観音堂の手前が「御室桜」。
秋なので、咲いてるわけないけど、春は圧巻なんでしょうね。






この日は、洛趣会のお客さんを除けば、ほとんどが海外からのお客さんでした。



境内のもみじは、少しだけ紅葉を始めていました。
しかし、今年の紅葉の色づきはいいですね。
茶色くならずに、きれいに色づき始めてます。





いろいろ見させてもらって、入るときは東門からだったので、帰りは二王門から。



のんびり見学していたら、もう少しで嵐山に日が沈む時間になってしまいました。


また、来年の洛趣会を楽しみにしてます!

2016年9月28日水曜日

京町家に障子Ⅱ

妻の実家の京町家に、以前、障子を取り付けてみた。



しかし、部材を細くしすぎて、四周のフレームが撓んでしまった。

紙を貼ったときには、しわもなかったのに、乾くと上の写真のようにあっちこっちにしわが…

折角、フレームを作ったので、紙を湿らせて伸ばしながら、十字方向に補強の部材を取り付け。




補強の甲斐あって、しわはなくなった。

しかし、一番手前の補強が、少しバチッてるような気が…

建具屋さんじゃないし、これぐらいで十分かな…


京都会館(ロームシアター京都)

先日、用事を済ませて、少し時間が合ったので、久しぶりに平安神宮に行ってみた。

みやこめっせの駐車場に車を入れて、歩いて平安神宮へ。

土曜日の割りには、人が少なめだったが、やはり外国人の割合が高い。

京都会館(ロームシアター京都)の建て替えに伴って、神宮道は、現在、車道から歩道へと変更されている。

車でみやこめっせに行こうとすると、京都市北部の人にとっては、神宮道を通って駐車場に入れるのだが、京都市動物園側や仁王門通に廻り込んで、駐車場に入れなければならない。

人の多いときには、信号無視の歩行者の為、なかなか車を前に進めれなくなる。

その歩道を通って、平安神宮へ入ると、「陰陽師」のロケでも使われた前庭があり、そこを通って参拝する。

この日の空き時間少しだったので、奥の庭には入らず、参拝だけにした。

参拝を終えて、出口の方へ振り返ると、門と塀で囲まれた広大な前庭、その向こうに東山の山並み、そして空が広がる。

京都市内でも、大きいスペースとしては、平安神宮か京都御苑ぐらいしか、周辺の建物に邪魔をされない場所はない。

しかし、南西方向に、ニョキッと京都会館(ロームシアター京都)が飛び出している!

元々、見えていたのかもしれないが、以前は濃茶色のタイルが貼られていて気が付かなかったのか、現在は白っぽいタイルが貼られた為、非常に目に付く。

この京都会館(ロームシアター京都)は、老朽化・ホールの狭さ等の理由で、外観の一部を残す形で建て替えられた。

その際に、ホールのボリュームが取れないことで、京都市は高さ制限の緩和を実施し、通常このエリアでは建てられない高さの建物を建設した。

しかし、平安神宮から見ると、ブサイクである。

20年前ぐらいに、宇治市内で高層マンションが建設された。

この高層マンションが、宇治平等院から丸見えになっていて、都市計画の失敗と言われていた。

同じことを京都市がやってしまった。

今回のケースは、施主が京都市であることを考えると、宇治市のケースより悪質である。

京都会館(ロームシアター京都)の場合、民間に対する景観行政に厳しい京都市であれば、高さ制限の緩和ではなく、費用は増大するが、地下空間を大きくすれば、この様なことは回避できたのではないだろうか。

景観行政でも、色彩に対して、数値目標(マンセル値など)で行っているが、あるエリアの色彩がグレーをベースにしている為、今後、その色彩で町並みが形成されると、工場地帯のような雰囲気になってしまう。

もう少し、10年後、50年後、100年後を見越した行政を行わないと、その内、京都市内はグレーの町並みになってしまう。

そして、身内に甘い行政の体質、何とかならないだろうか…

ホームページの引越し

以前から、ホームページは作っていたが、編集の邪魔くささがネックになっていた。


いろいろ試行錯誤をした結果、jimdoを使って、ホームページを作り直すことにした。



WEB上で定形書式を使っての入力なので、確かに楽である。


容量も気にせずにページを作っていけるので、今までとは比べ物にならないぐらい簡単に構築できた。


序でに、大学卒業後、勤めていた設計事務所が現在は解散していることもあって、作品がWEB上で見れない寂しさから、自分のホームページの中に専用ページを作って入力をしてみた。




まだまだ入力・修正をしていきますが、よかったら覗いて下さい。

↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓

http://parallel-square-design-office.jimdo.com/

2016年5月29日日曜日

京町家に障子

以前、ブログに載せた妻の実家の京町家。




天井を吹抜にして開放感を出していたけど、

吹抜から、夏は暑い空気が、冬は冷気が入っていくるということで、障子を入れてみました。




費用をあまり掛けたくないということで、障子のフレームから、僕が製作。




フレームが細すぎたこと、フレームのピッチが大きすぎたことで、障子にしわが寄ってしまった…

大判の障子のときは、紙を貼り付けた後に霧吹きをすると、フレームがたわんでしまって、紙の強度に耐え切れずしわになってしまうようです。

次に張り替えるときには、注意して貼らなければ…



2016年5月5日木曜日

オリンピックエンブレム 落選案

東京オリンピックエンブレム 落選案








結構いいのができたと思ったんですが、なかなか難しいですね…

「オリンピック、パラリンピックのシンボルマークの権利はそれぞれIOC、IPCが有しております。
今後万一応募作品を公開する際には、オリンピック、パラリンピックシンボルをはずし、トップエンブレムのみの公開に留めていただきますようお願い申し上げます。」

とのお達しがあったので、オリンピック・パラリンピックのシンボルマークは、外してます。


2016年3月3日木曜日

人権交流のシンポジウム



2月27日に人権交流のシンポジウムで、講演(事例報告)とパネルディスカッションをさせてもらいました。





人権交流といっても、自分の専門は建築設計・都市計画なので、



現在、まちづくりアドバイザーをさせてもらっている京都市の楽只地区における1950年頃から現在に至る区画整理や歴史、



初期に建設された市営住宅・改良住宅の建て替え事業の内、私が設計させて頂いた改良住宅の設計やワークショップの取り組み、



これも私が設計させてもらった全国初の行政を地主とした一般定期借地権付コーポラティブ住宅の取り組み、



現在の楽只地区に於ける取り組みや、国・行政が進める「スクラップ&ビルドからストック活用」に於ける問題点、



最後に、楽只地区の将来に向けた取り組みや希望をしゃべらせてもらいました。






最初に作った原稿だと90分も掛かってしまうので、何とか30分で納まるように原稿を修正。



しかし、当日は、ほぼ原稿を見ずにしゃべった結果、40分も掛かってしまった…



日頃、頭に来ていた行政への不満も、ちょっとだけ、ぶちまけつつ、「人がまちを創り、まちが人を創る」ことによって、「人・まちを育てる」意義を、人権問題の専門家じゃないのに、しゃべらせてもらいました。


しかし、しゃべり始めて5分ぐらいで、早口でしゃべりすぎた為か、酸欠になって、深呼吸する破目に…


疲れた…